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    火野正平とうちゃこ日記(812)2018年秋の旅 静岡 伊東市 BS日本縦断こころ旅

    • 2018.12.19 Wednesday
    • 06:13


    寒河江幹です。

    2018年秋の旅、「800回目」は伊東市です。
    「寒いんですわ。あっ800回目。監督がここを指させ言うもんやから」テロップには800回の文字。
    「静岡って暖かいだろうなーと思っていたら寒いんです」
    長いコートを着て山の方に向かいます。
    「大室ってかわいい山でしょ?」
    「正平さんの頭みたい」(監督)
    「生えてないってことか?」
    正平さん、石の上に座ってお手紙を読みます。

    【橋立】伊東市

    亡父は伊東市・八幡野の生まれ育ちです。長男でしたが家を出て 戦後、東京品川で自動車の修理工場を経営しておりました。
    父は亭主関白を絵に描いた様な人で、赤ん坊の頃の私を抱いた姿を見たことが無いと、亡くなった母がこぼしていました。

    そんな父でしたが、ある時、小学校5年生の私を連れて八幡野に帰省しました。そして釣りに出かけたのです。夏のことです。
    場所は、伊豆高原駅から海側に向かった方向にある大きな「潮だまり」です。この地では「橋立」と呼んでいます。
    早朝から磯に陣取り「石鯛」を狙う父でしたが、魚の都合が悪いのか一向に釣れません。陽も傾き始めています。
    退屈そうにしている私を見て、釣り糸(石鯛釣りなので糸が太い)に、「大島浮き」という40cmの長い木片を縛り付けました。
    「トシ坊、それに捕まって泳いでみろ!」
    潮だまりは2個あって、大きな「大淀」と呼ばれている池を指さしました。

    私が、それに捕まって泳ぐと父は‥‥‥‥
    「今日は、石鯛より大きな宝が釣れた。大漁だ!大漁だ!」
    と笑っていた顔はいっもの父ではなく、幸せそうな父でした。

    父は11年前、91歳で逝きました。私は61歳でした。
    亡くなる2か月程前に電話で話した時、話が終わり電話を切ろうとした時 父がつぶやく様な声で「俺は何も残さなかった様だが、宝を残したな」
    突然に逝ってしまったので臨終には間に合いませんでしたので、その電話の言葉が最後でした。
    父の遺灰の一部は橋立の海に散骨しました。その後、遠隔であり、
    私も妻も容易には訪ねることも出来ず10年以上も縁遠くなっています。
    自転車で間近まで行ける筈です。


     


    お手紙には、『「尺」がなかったら吊り橋も渡ってみてください』と続きがありました。
    「ありがとう『尺』までしんぱいしてくれて」といいつつ「大きなお世話だよ」と思わず一言。
    でも「見ている皆さんも尺だいじょうぶだとかおもってんやろか」と本音。
    ○○ポッカリ気も生えていない大室山のあるさくらの里。それを見て
    「僕の頭には生え際と分け目もありません。つむじもありません。ちょっと枝毛で悩んでみたいんだけどな」といったのちに出発。
    まずはちょっと上って下ります。「楽チーン、だけど冷たい。そりゃそうだよな」
    「でっかい島見えた」郵便屋さんの赤いバイクが猛スピードで追い越します。
    ある高台に止まって海を眺めます。
    「右に見えますのは大島でございます」
    カメラがパンします。
    「右に見えますのは大島七島です。年増もいれば若い(新島)のもいます」
    さらに右にカメラはパンします。
    「あの上の高い奴が天城山」
    坂を再び下ってBカメの前を通過します。
    「ブレーキ握っている指が感覚亡くなった」
    ふもとの八幡野になりました。
    「お父さんの実家がここだ。腹減ってきた」
    左折します。「ランチはここら辺ですね」(監督)
    「Bouden]という喫茶店に入りました。
    皆さんはナポリタンとかオムライスを注文しますが正平さんは焼チーズカレーを注文。
    「君たちナポリタン?邪道だなぁ」
    ジュワジュワ〜とした焼チーズカレーが運ばれてきました。
    「おいちい」

    再び出発。
    「橋立って書いてある」看板を発見。
    「まだ下っています」
    道なりに右へ行くと城ヶ崎海岸の看板。
    止まります。
    看板には「城ヶ崎海岸」と「吊り橋」のもじ。
    正平さん吊り橋の英語表記に反応。
    「へぇー吊り橋って、suspension Bridge って言うの?」
    「正平さ〜ん見てますよ〜」
    青い車から若い女性の声。
    正平さん手を振ってあげます。
    踏切を渡ります。左には伊豆高原駅のプラットフォームが見えます。
    道なりに左へ行きます。
    「へぇ〜 Suspension」と英語表記にいたく感動。
    「目的地は吊り橋じゃないんですよね」(監督)
    駐車場にチャリオを止めて歩きます。
    流れのない溝の横を歩きます。
    「誰もいない」
    やっと誰か来たかなと思ったら外人さん夫婦でした。
    松葉林の道を通っていると海はまだだいぶ下にあります。
    「大淀・小淀は下だけど、『尺』がないので吊り橋の方まで行ってみます」
    しばらく歩くと吊り橋がありました。
    「揺れますので気をつけて渡ってください」と立て看板。
    吊り橋の前まで来て「迂回路って書いてある。迂回して尺稼ごう」とのたまいます。
    渡ってきたご夫婦、吊り橋が揺れています。
    正平さん、勇気を出して渡ります。
    が、3分の1ぐらいのところで「行っといで」とカメラマンに先に行かせます。
    そしてカメラマンが真ん中から吊り橋からの風景を撮影します。
    「カメラ持ってたいしたもんだ」
    「尺どれだけ行った?2〜3分稼げた?」
    下へ降ります。
    「イヤン、おっかない」
    急な岩の階段を、そろりそろり下りていく正平さん。
    釣をしている人がいました。
    「なるほど」
    岩の上に立って大淀・小淀を見比べます。
    とうちゃこ。
    「よいしょ」岩づたいに歩き水の中を覗きます。
    「今日はお魚が何もいません」
    更にかがんで覗きこむと「でかいのいた。こりゃ何でしょう?」
    水中カメラを入れてみました。
    「2ついるんです。いるんです2つ」
    「3ついます3つ。魚みたいに並んでいる。目がブルーです。寝てんのか?」
    魚はピクリとも動きません。
    正平さん岩に座って再びお手紙を読みます。

    もう一回魚見たろ。動いたかな。まだ動いていない。バイバイ。
    大淀・小淀の風景が大写しされます。

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