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    火野正平とうちゃこ日記(814)2018年秋の旅 静岡 伊豆の国市 BS日本縦断こころ旅

    • 2018.12.20 Thursday
    • 22:53


    寒河江幹です。

    2018年秋の旅、802日目は伊豆の国市です。
    正平さん、川のそばに佇んでいます。
    茶色のハーフコートと袴のような黒いズボンをはいています。
    「おはようございますです。どこにいるかというと伊豆半島の付け根、狩野川という川」
    振り向いて「本来なら右上辺りにぽか〜んと富士山があるんですが、この番組で富士山見せたことはありません」
    備え付けの椅子に座ってお手紙を読みます。

    【田方平野の田んぼを走る道】伊豆の国市

    私のこころの風景は「田方平野の田んぼを走る道」です。
    私は高校時代、自転車で通学していました。
    隣の韮山町の高校まで普通25分くらい。でも、私と友達の尚美ちゃんは、いつもギリギリになってしまい、20分以下で走り抜けていました。周りになーんにもない田んぼの一本道を一生懸命自転車で走ります。
    田植えの前に水の張られた水田に富士山が鏡のように映るのを眺め、夏には稲穂を渡る風が汗を乾かしてくれ、秋にはアカトンボと競争し、冬の木枯らしには鼻やほっぺを真っ赤にしながら、3年間、毎日通いました。
    当時はそんな四季の美しさや情緒を満喫する余裕はなく、東京ナンバーの車に「○○ゴルフ場はどうやって行ったらいいの?」なんて呼び止められ、ちょっぴり恨めしい思いをしながら、毎日、「明日こそもう少し早く出なくちゃ」「遅刻しませんように」と尚美ちゃんと言い合いながら 一生懸命ペダルを踏んだものです。
    周りに遮るものがないため、風の強い日はまともにそれをくらって、ジリ、ジリ、としか、こぎ進められません。一度、強風にあおられて、田んぼに落っこちてしまいました。途方に暮れていたところを同級生の男の子が、「先生に言っておいてやる」と言って、サーッと過ぎていきました。両膝をすりむき、制服はドロドロ、ゆがんでしまった自転車をおして ようやく学校にたどり着くと、その男子が朝礼で「大西さんは、今、田んぼに落ちています」と報告してくれたようで、先生も心配して待っていてくれました。自転車も重たかったし、引っ張り上げてくれたらよかったのにとも思いますが、あの報告が田舎の高校男子の最大限の親切だったのだと思います。

    朝はそんな調子でしたし、帰りも帰りで 終礼が終わるやいなや、カバンをつかんで教室を飛び出して、自転車置き場に急ぎます。「今日も学校中で私達が一番早く帰るね」「来たのも遅かったから、私たちが一番学校にいる時間が短いね」とニコニコして、覚えたてのマイケル・ジャクソンやマドンナなんかの英語の歌を大きな声で歌いながら 背中いっぱいに午後の陽ざしを浴びて家路を急ぐあの時間は「のんき」そのもの。すごく勉強する訳でも、部活に真剣に取り組む訳でもなく、学校滞在時間が短いことを誇りにし、「自分の時間」というものをふんだんに持ったある意味ぜいたくな青春時代でした。

    今は家もクルマも増えて、道も良くなりましたが、正平さんにあの道を自転車で走ってもらい、時間がいくらでもあるような、あの「のんき」な気分を味わっていただけたらと思います。稲穂を刈り取り終わった田んぼや、イチゴのビニールハウス越しに雪をまとった富士山が望めるいいサイクリングになりますように。


     

    地図が入っていました。
    「48歳?のんびり走れということやな」
    土手の向こうは道の駅「伊豆ゲートウェイ」です。
    まずは函南東中学校を目指します。
    出発。
    雨でぬれたアスファルトの道路を行くとまもなく踏切です。
    その横が、伊豆仁田駅。
    まっすぐ行くと信号を右折します。
    「ワー女の子たちが走ってるぞ」どこかの高校のマラソン大会のようです。
    橋を渡って左折し、土手道に入ります。
    「かわいい川や。こういうの好き」
    桜の木が続いています。
    Bカメが対岸から通り過ぎる一行を映します。
    土手が途切れたところでファンが手を振っています。
    「今度選挙出るからよろしく」
    住宅街を抜けると「左斜め前方が東中学校です」
    4階建ての薄いブルーの校舎です。
    中学校前からが、添付された地図の道のスタート地点。
    「学校静かやな、授業中」
    雨上がりの田園地帯を走り抜けます。
    「ハウス通過」
    「お手紙のほっぺは真っ赤ってそういう状態です。風冷たいです」
    「あの子たち高校の子かな?」
    土手を走る高校生が見えます。
    2車線の道路に入りました。
    「30年で変わったかな?突当りあった」
    反対車線はずいぶん車が走ります。
    「いちご狩り」の看板がある小屋。
    風にあおられて田んぼに落ちた場所を探します。
    「あの先の白いのが学校かな?」
    校舎が見えました。
    細い道に入ってくねくね行くと学校がありました。
    校門前、「あら天体望遠鏡みたいな、こんな設備あんの?」
    「鐘もあるぞ。このあたりよく(星が)見えるんだろうな」
    「(あの鐘)高校生たちが結婚するとき?」
    構内に入ります。
    鐘がある建物は講堂でした。
    「なつかしいかい?」郁江さんに問いかけます。
    「なんかちょっと立派だな」
    少し移動します。「今んとこ静かです。池があって鳥が寝とる」
    自転車置き場が見当たりません。
    事務室に寄って聞いてみると、わざわざ案内してくれました。
    「今は講堂になってますが、昔はここにありました」とのこと。
    来た道を戻ってお手紙を読む場所を探します。
    田んぼの脇に椅子を置き再びお手紙を読みます。

    「学校立派な学校やったなぁ」*後で調べたら偏差値68の県内有数の進学校でした。
    「このお手紙長いけど、文章が上手なのかポンポンポンと読めた。郁江ちゃんなかなかでした」
    風景が映ります。
    終わり間際にマドンナの「ライクアバージン」がそっと流れました。

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