火野正平とうちゃこ日記(854)2019年春の旅 山梨 身延町 BS日本縦断こころ旅

  • 2019.05.18 Saturday
  • 05:28


寒河江幹です。

2019年春の旅、827日目は身延町です。
 今日も正平さんの後ろ姿のカットからスタート。青いフリースジャケットとぶかぶかのズボン。
展望台のようなところに向かいます。
「おはようございます。身延山(久遠寺奥之院)にいます。富士川が見える。駿河湾にそそぐ富士川。こんなところにあるとは思わなかった」見下ろすと雲ばかり。「右の奥に駿河湾、目の前が富士山が見えるはずです。監督さんは素晴らしい景色を見せたいと思ったのでしょうが…こんなもんです」
正平さん、珍しく立ったままお手紙を読み始めました。

【五条が丘の坂とその坂を登り切ったときに見える身延線の電車が走っている風景】身延町

私がずっと大切にしているこころの風景は、身延町常葉にある旧下部小学校と下部中学校に通じる、五条ヶ丘の坂と、その坂を登りきった時に見える、JR身延線の電車が走っている風景です。
私が通った小・中学校は「五条ヶ丘」と呼ばれる丘の上に建ち、4か所ある通学路はどれも子供の足には急な坂道です。
当時は子供の数も多く、朝はいくつもの通学班が登っていきました。
私が登っていた坂は田んぼの脇にあり、学校帰りは友達のミエさんやらん子ちゃんと田んぼ道を通り、タンポポやレンゲの花を摘みながら寄り道をしていました。5年生に進級して間もなく、私はこの坂の下で交通事故に遭い生死の境をさまよいました。
治療とリハビリの為、東京の大学病院に入院し、学校に戻ったのは6年生の2学期でした。留年することもなく元のクラスに戻ることが出来たのは、先生方や友達のお陰だと思っております。
でも松葉杖をついた私があの坂を一人で登れるわけもなく、登下校は担任の先生が車を出してくれました。
坂を登る友達の脇を車で走ることは、先生に感謝しながらも、とてもさみしく悲しかったです。
私はこの坂を「自分で登る」という目標をたて、少しずつ上り下りの練習をし、6年生の終わりには何とか一人で歩いていけるようになりました。
時間をかけて休みながら坂を登りきった後、後ろを振り向くと、山にへばりつくように走る身延線の線路が見えます。しばらく休んでいると8時15分頃の電車が走ってきます。それが合図のようにまた歩き出します。
毎朝この繰り返しでした。でもこの景色を見れることが何よりも嬉しかったのです。大袈裟かもしれませんが「生きてる」ということを実感していました。
私は坂の下で事故に遭ってしまったけれど、その同じ坂の上で「生きていく勇気」をもらいました。何十年経ってもあの時のあの感情は忘れられません。
今は学校も廃校になってしまいましたが、最近、人気アニメに登場したことで若者が訪れ、昔の様にあの坂を大勢の人が登ってくれています。
坂を登りきった後には楽しいことが待っているのは今も昔も同じですね。
それでは、皆様の旅のご無事を心よりお祈りしております。
私が使っていた坂は自動車整備工場の向かいです。

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地図を持ってもらいます。「身延町がここにある。久遠寺がここです。しもべがここそこの手前が常葉(ときわ)」
ロープウェイで奥之院から久遠寺駅まで輪行。久遠寺から出発。
「また下りや。そりゃそうやな」
「やっほー」Bカメクルーにあいさつ。
下ったところに大きな門がありました。久遠寺本山の山門です。
「おらいろんな門見たけど…だいたいうちの門もこれぐらいですけど…日本三大山門って言っていたな」
また下ります。「がんばらなくちゃな。今日はきついと言っていたからな」門前町を走ります。
富士川です。橋を渡ります。「山のなかなのに大きな川」
河川敷で昼食にします。
お弁当を土手の階段に並べ階段に腰かけスタッフクルー全員でお弁当です。
「鳥飯でーす」
「ワイン弁当は豪華です」
正平さん鳥飯弁当を一口「すげーうまい」
いい天気です。「あったかいの通りこして暑いわ」
身延山の頂上が見えます。「今なら(雲が晴れて)全部見えんじゃないの?」

「まもなく坂なんですが、休憩は坂の上がいいですか?下がいいですか?どっちでしょう」
「坂の途中に決まってるやろ」
坂に入りました。「ヨイショヨイショ」
「やだ」休憩。
「カーブから地味な上り坂です」
「地味だと?地味やない、地味やないぞ」
木陰で休憩。すると川方面にレンズを向けている人を発見。
「列車来るんですか?」
しばらくすると列車が通る音。
カメラも川の脇を通り過ぎる列車風景を映します。
「いいの撮れました?」見せてもらいます。
「やはり吊り橋を意識した(写真になっています)」

「なんかねーかな目印は」常葉バイパス南交差点です。
Cカメが常葉川を渡る一行を望遠で撮ります。

「あ〜しんど。お家がいっぱいになってきた」
一車線の町道です。常葉商店街に出ました。
下部小学校入口の交差点に着くと止まりました。見上げると校舎が見えました。
「へぇー人気アニメで今皆あがっていくってか?俺的には人気アニメと言えばポパイかギャートルズ。ギャートルズ知ってる?」「知っています」「恐竜時代知ってる?」「知りませんけど」
そういう会話をしていると自動車整備工場がありました。
そこからの坂は急なのでチャリオを置いて歩いて坂を登ります。
「廃校になったのか、昨日も廃校や」
坂の途中見下ろすと線路はすぐ下に見えました。
「なんとも暑い。中学校も廃校?」
「そうですね」
坂の途中に人気アニメの本栖高校前の看板があります。
学校の校庭に着きました。「もったいないなぁー」腰かけて誰もいない校庭を一望します。
先ほどの線路が見える場所に戻りガードレールに寄りかかって再びお手紙を読み始めると
列車の音がしました。
2両の車両が通り過ぎていきます。

坂を見下ろして「(松葉杖で)この坂、よう上ってきた」と感心します。

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